山のねこたちが集まる場所は、やはりご飯のある所。
たまたま私たちが訪ねた時は、ボランティアさんが配食を行っている時間帯でした。
足音かビニール袋の音かを聞きつけて集まって来る猫たち。
その数をお聞きしてみたところ、おそらく80匹は居るだろうとのこと。
まだまだ小さな子もいるので、避妊手術については?の問いに、
「自費ではしない」とのことでした。
以前はされていたそうなのですが、捨てられる猫たちは後を絶たない。
自宅には里親さんが見つからない病気の猫たちが大勢いて、金銭的にも難しい、
と語られました。
餌だけ与えて避妊手術をしないことについて、非難されることも多いと思います。
でもこのような現場に遭遇してしまったら、、、?
行政や、一斉手術を行ってくれる団体もあるので、そういったところと上手く連携が
できればいいのですが。
実はこの山は瀬戸内海を展望できる公園?展望台のようになっていて、
まあまあ広い駐車場があるのですが、、、
そこにも大勢のねこたちが集まって来ます。

猫だけではなく、犬も数匹。

入れ替わり立ち代わり、誰かがご飯を持ってきてくれて、それで命を繋いでいるようです。
人間には聞こえない、その車の音を聞きつけると、いち早くお出迎えに向かう姿も。
その時はすごく嬉しそうでした。
この地方は捨て犬がまだいるようで、ここだけでなく集落の道端で出会って驚きましたが、
泊まっていたホテルの観光船の方に聞いたところ、その犬たちがお腹を空かして、
猫たちを襲うこともあるとか。。。
どちらにしても、原因は人間が彼らを捨てたこと。。。。
この写真の時期は、12月。
実は目的は「蛸と猫」の写真を撮ることだったんですが~
蛸だけ・・

山に住む彼らは今回の台風をどう凌いでいるのでしょうか?
どうか元気で。