ソリアノ
今も内戦が続くシリア。
アレッポから反体制派が完全に撤退することで、アサド政権側と合意したとの
ニュースが流れましたが・・・
人が暮らしていけない戦火の中で、人に寄り添って生きてきた動物たちは
どうなってしまっているのか?
しばらく前にニュースになったそのアレッポの「猫の避難所」のことを、
目にされた方も多いかと思います。
11月には空爆を受けて犠牲も出たとか・・・。
小さな動物や子供たちが、人間の大人の争いに巻き込まれ、被害に遭うというのは
本当にいたたまれない話です。
そんな折、ふと思い出したのがずっと以前に呼んだ雑誌の記事。
1999年8月号ですが・・。
ベネツィアでは猫は「ソリアノ」と呼ばれるらしい。
シリアはかつて「ソリア」と呼ばれていたようで、ベネツィアの猫の母国の一つと
考えられている。
遥か昔、船の積み荷をネズミから守るために、様々な交易国から海を越えて
やってきた猫たち、その母国で暮らす猫たちは日々危険な状況に置かれている。
もちろん他の動物たちも。
今日の猫の避難所のTwitterには「Bye bye Aleppo .. hope to comeback soon 」の
書込みが。。
どうか一日も早く内戦が終わり、彼らにも「甘い生活」が与えられますように。